気が向いたら本を読む程度がちょうどいい。~ラノベを読もうぜ!
タイトル通りです。
コロナウイルス云々かんぬんで、おうち時間に読書をしよう!とかいろいろ言われている中、図書館は休みで、本屋もなかなか行けないという方が増えてるのではないでしょうか。
そこで、おうちで紙の本を買ってみませんか。
セブンネットショッピング https://7net.omni7.jp/top などはセブンイレブン受け取りにすれば送料無料、人によっては生活に必要なものをコンビニで買う人も多いので次いで、もできると思うので単純におすすめです。
e-hon https://www.e-hon.ne.jp/bec/EB/Top では図書カード、クオカードも使えて、2000円以上送料無料。受け取りも玄関での非対面などにするとより安心です。ぜひ活用してみてください。
※いずれにしても流通のお仕事をしている皆様へ感謝の限りです!!!
さて。そんな中ですが私個人は仕事がなくなるわけでもなく、毎日を過ごしている中で、体力が有り余った子どもが家で大暴れ、その逆で無気力状態になった子どもが散歩すら行かない状態になってしまった。というお話を耳にするようになりました。
「せめて1冊でも本を読ませたいです」
というお話をよく言われるのですが、保護者の方の読ませたい本と子どもが「まあこれなら読んでもいいかな~!」と思っている本は一致していない。
加えてこの「時間がある」という状況で「なんでもいいから本を読みなさい!漫画、ラノベ以外!」って言われて読むか?っていう。
読まねえわ…
いつの時代も子どもが好きな本って「低俗」って言われてきたんですよね。児童書の歴史見てくと割とそうで。でも子どもってそれが好きなわけで。だから人前で言うと怒られるキーワードを言いたくなるわけで…。
言いたくなりますよおしりとかオナラとか。
そんなこんななのですが。だからってR18を読ませるのもなんか違うけども。
そんな中で、いまのうちに名作を!!とは考えない方がよいです。
そんなわけで、いくつかラノベを紹介したいと思います。
ライトノベルって定義も最初は和製ファンタジーとしての力が強く(魔術師オーフェン、スレイヤーズなど)1990~2000年代はSF系列が多かったです。漫画+小説という印象は当時からですが、その中でも濃いめだったのがSFでした。
のちに「これはラノベだったな」と言われるようになったのの代表作品が「なんて素敵にジャパネスク」氷室冴子/著 になります。http://cobalt.shueisha.co.jp/contents/japanesque/ (復刻版が出ている人気作)
平安貴族の話なので時系とかあまり気にしないで没入できるのもポイント(スマホだ携帯だ出てこないので)
独身を貫く気でいた主人公が頭の回転の良さを生かして事件を解決するお話ですが、その当時の生活なんかもよく書かれています。あと結構胸キュンがすごい。し、嫉妬した!!!と胸がぎゅんしました。
その後、ラノベの作品傾向を印象付けていったものが先述した作品で、スレイヤーズは内容面白いけどイラストの口絵に下着姿の女の子、が多くてなかなか親の印象が良くなく、図書館で借りた。という人が多かった時代でした。
このあたりの作品はラノベ。という印象も薄いせいで学校図書館の棚に普通にあることも。これは私が学校図書館という仕事をしていたころ、先生がすごく驚いて今すぐどうにかしてください!と言われたのも印象的でした。
そして巨頭としてラノベの歴史に登場したのが上遠野 浩平。この人こそ、「SF+ミステリー」を組み合わせた中でも重厚なものをかいてる人で、ライトノベルというジャンルをわかりやすくした人だったのでは。と思います。
代表作「ブギーポップは笑わない」ですがこれはすごかったです。時系列を混雑させて、最後にしっかりと1話目のこれはこういうことでしたー。をやってのける。
この系列の話の組み方はもともと自分が好きだったので、初めて読んだときは頭を殴られました…。そこそこ殺人事件の話なので表現が怖いですがそこもいいです。
シリーズ紹介した感じになってしまった…。
古いのですが復刻版などが出ていたり、つい最近アニメ化したこともあって話題には乗れているはずなのでぜひ手に取ってみてください!
まあそれも気が向いたら。今そんな状況じゃないという方も自体が落ち着いたらよもーとか。記憶の何かに出たらいいな。と思う次第です。